ホテル・ルワンダ
アフリカのルワンダ紛争を描いた実話ベースのドラマ『ホテル・ルワンダ』を観ました。ルワンダで行われた大量虐殺については、CBSドキュメントなどを通じて見聞きしていましたが、改めてその恐ろしさに触れられる作品でした。
本作では、「国連軍の無力さ」が浮き彫りになっており、「いざとなったら守ってくれる国や人はいない」というのが現実。。その意味では、日本も他人事ではないかと。
もう一つは、人間の恐ろしさ。
親切な隣人や信頼していた友人が、いつ敵になるかもしれないという状況は、恐怖政治による支配下では、ごくごく日常的なこと。
電子政府では、「政府による監視社会」が危惧されることが多いけど、本当に怖いのは国民同士による監視・密告社会でございます