筋トレで体重アップ

根が単純で影響を受けやすい作者が、300(スリーハンドレッド)の俳優陣を見習って、「ちょっと、筋肉量を増やしてみるか」と思ったのが6月半ば過ぎのこと。以前にも、テレビを動かす時に、「もう少しパワーがあった方が良いかな」と思ったこともあり、「1年ぐらいかけて、筋トレで体重アップしよう」と決めたのでした。

●目標は、ジュニアウェルター級

まずは、1年に数えるほどしか載らない体重計へ。

値は、56キロちょっと。

ここ十数年は、57キロ前後で落ち着いているので、こんなものだろう。

57キロは、ボクシングで言えば「フェザー級」である。

とりあえず、62キロぐらいの「ジュニアウェルター級」を目指すことにしよう。

関連>>ボクシング階級表

●マッスルメモリー

筋トレは、現在でも「体力を維持するため」にしているけど、これだと日常生活の合間に1-2分ほどで済ませることができる。

しかし、「筋肉を増やす(筋肥大)」や「パワーアップ(筋力増強)」となると、それなりのトレーニングメニューを組んで、一定の時間をかけて行う必要がある。

しかも、もともと筋肉が増えにくい体質(脂肪も付きにくい)の作者にとっては、「5キロ増」はけっこう大変

ただ、「マッスルメモリー」というものがあるらしく、一度増やした筋量は、元に戻りやすいらしい。

関連>>筋の記憶力?(健康体力研究所)

だとすれば、筋トレを真面目にやっていた高校生の頃には、体重も65キロぐらいあったので、「5キロ増」も意外と簡単かもしれないなあ。

と、20年近く前のことなのに、かなり楽観的

●基礎知識を学ぶ

筋トレについては、高校生の頃に本を読み漁ったので基本的な知識はあるものの、改めて勉強してみた。

ありがたいことに、インターネット上でも、かなりの知識が得られる。

特に参考となったのが、

ウェイトトレーニングの基礎知識
かなりコアな内容で、とても面白かった。

フィットネス ビギナーズノート (初心者向けトレーニング情報)
初心者には最適の内容ですね。

肉体改造研究所(筋トレ&ダイエット)
科学的方法で「最小限の努力で最大限の効果」を。

●トレーニング方法とメニュー

トレーニングメニューについては、

1 短時間で済ませる
2 怪我をしないようにする

を基本方針として考えてみました。

短時間で済ませるために

・メニュー1と2に分けて、一日おきに行う
・一回のトレーニングは、30分以内に終わらせる
・器具はダンベルのみ、あとは自分の体重を使った種目とする
・2種目を交互に行う(「手待ち時間」を減らす)

考え方は、「サービス産業の生産性向上」と同じね。

怪我をしないようにするために、スロートレーニングの手法を取り入れて

・軽めの負荷で、動作はゆっくり
・限界に追い込むのは、最後のセットだけ
・トレーニング終了後に余力を残す(ヘトヘトにならない)

関連>>スロートレーニング(肉体改造研究所)

関連書籍>>スロートレーニング

●現在のトレーニングメニュー

★メニュー1
・簡単なストレッチから腹筋と背筋
 (ティラピスやバレエのトレーニング種目から選択)
・腕立て伏せ(足を台に乗せて)×3セット
・各種スクワット(足の開きを変えたり片足で)×5セット
・懸垂(家の梁に指を引っ掛けて)×3セット
・ダンベルでフレンチカール(腕の後ろ側)×3セット
ゆる体操で全身をほぐす

★メニュー2
・簡単なストレッチから腹筋と背筋
 (ティラピスやバレエのトレーニング種目から選択)
・逆立ち(準備運動をかねて)×1セット
・ダンベルプレス(肩)×3セット
・カーフレイズ(ふくらはぎ)×3セット
・ダンベルカール(ちからこぶ)×3セット
ゆる体操で全身をほぐす

組み合わせとしては、ちょっと変則的なところもありますが、いちおう全身まんべんなく鍛えられるようにしてあります。

作者が目標としている程度の筋量&パワーアップなら、それほど重い負荷はいらないでしょう。それよりは、

・適度(ちょっと物足りないぐらい)な運動量で
・十分な休息を与える

ことを重視しています。

ダンベルの良い点は、

・負荷(重さ)を調整できる
・動きに柔軟性を持たせられる(「ひねる」など)
・取り扱いが簡単

ですね。

関連商品>>ダンベル

●食事について

できる限り自然な食事を心がけています。

・プロテインやサプリメントを摂取しない
・朝食は取らない
・腹七-八分目とする
・野菜、魚、肉など何でも食べる
・おやつは、ドライフールツやナッツ類を

体の仕組みを考えて「最小限の栄養で、最大の効果」を目指す場合、上記が有効と思います。

さて、筋トレの効果が表れるのは、3ヶ月ぐらいが目安とか。

まずは、9月ぐらいに「58キロ」となるのを目指すかな。

一番の問題は、「それまで続けられるか」なんだけど