東北地方太平洋沖地震の英語情報とオープンガバメント:Great East Japan Earthquake

ツイッターがきっかけで知り合ったJohn Moore氏が主催するGovernment in The Labに寄稿することになりました。と言っても、日本語で書いたブログをそのまま転載してくれるので、私の負担は全くありません。

しかし、まさか日本語ブログを海外のウェブサイトに掲載するようになるとは思いもしませんでした。以前は、Japanese eGovernment and eCommerceで英語情報も提供していたのですが、最終更新は6年前と放置状態。。海外の雑誌やウェブサイトに寄稿したのも2005年が最後です。

Government in The Labは、オープンガバメントを支援する趣旨で設立されたもので、政治・政府に関する情報を世界中から集めて発信しています。良い機会なので、政府を中心とした東北地方太平洋沖地震の英語情報について整理したいと思います。なお、今回の震災に対しては、136の国・地域及び39の国際機関等から支援の申し入れがあったそうです。ホントに、ありがとうございます

Offer of Assistance from Foreign Countries and Regions (Great East Japan Earthquake)

●政府による英語情報の提供

政府による英語情報として、まずは首相官邸のページが挙げられます。

Prime Minister of Japan and His Cabinetで公式な政府発表を英語で発信しており、地震に関する情報はCountermeasures for the Great East Japan Earthquakeで入手できます。

文部科学省では、外国人留学生向けの情報を2011 Tohoku – Pacific Ocean Earthquakeで提供しています。

外務省によるGreat East Japan Earthquakeも充実しており、英語以外の多言語にも対応しています。

多言語対応では、東京外国語大学の多言語・多文化教育研究センターによるMultilingual Information for Disaster Victims of the Great East Japan Earthquakeもオススメです。

内閣府による定住外国人施策ポータルサイトPortal Site on Policies for Foreign Residentsも多言語に対応しています。

地震全般に関する情報は、文部科学省下の地震調査研究推進本部によるMonthly Reports on Evaluation of Seismic Activity in Japanや、気象庁のEarthquake Informationで入手できます。

原発関連の情報は、原子力安全・保安院の英語ページNuclear and Industrial Safety Agencyを見ると良いでしょう。

●民間による英語情報の提供

民間による英語情報も参考になります。政府情報とうまく使い分けながら活用したいですね。

まずは、グーグルによるResources related to the 2011 Japan Crisisでしょうか。私の周囲でも、今回の地震におけるグーグルの迅速な対応と活躍には、感謝・賞賛する人が多いです。もちろん、ヤフーも頑張っています。East Japan Earthquake – Guides for people living in Japan

NPO・NGOや企業による情報提供も活発です。被災者のニーズを考えた情報提供がありますね。

Earthquake Information: The Multilingual support center for the Touhoku Earthquake out at Pacific ocean

Earthquake2011 « GaijinPot In Japan Blogs

Earthquake updates for foreigners in Japan

Japan earthquake how to protect yourself