A型人間

以前、B型人間なるブログを書いたのだが、作者のようなB型人間から見ると、A型人間の行動は賛同はできないけど、なかなか面白い

例えば、A型人間は、「テーブルの上にリモコンや雑誌を並べる」のが好きみたい。

どこに何を置くかも決まっているようで、B型人間が配置を変えてしまっても、しばらくすると、また元のように並べられている

これに対してB型人間はどうかと言えば、「テーブルの上を余計なものを置かない」である。

テーブルの上は、必要に応じて、何かを置いたり作業する場なので、普段は出来る限り何も置かないのが良いのだ。

そんなもんだから、テーブルにキレイに並べているのを見ると、オリャーと全ての物をテーブルからなぎ倒したい気持ちになるのだ。

A型の人は、B型人間（嵐）が去ってから、元に戻すようにしましょうね

A型人間は、「形式にこだわる」のも好きみたい。

A型人間のA君が、履歴書を書くことになった。

履歴書といっても、就職活動に使うようなものではなく、簡単なプロフィールがわかれば良いのである。

作者のようなB型人間であれば、A４一枚に、住所、氏名、生年月日、経歴、趣味・特技ぐらいを、ずらーっと箇条書きにして終わりである。時間にしても、5～10分で済むだろう。

ところが、A型人間のA君は、ネットを検索しながら、ウンウンうなったり、ため息を繰り返している。

「何を悩んでんだろう？？」と思った作者であったが、小一時間もして出来上がったA君の履歴書を見て納得した。

それは、市販の履歴書の様式に（ネット上から見つけてきたらしい）、記入項目がキレイに入力・印刷されたものであったのだ。

A君は、その履歴書を片手に、「できた」と実に満足そうである。

「キ、キレイに出来たね。。」と言いながら、心の中では、「A型人間との距離は、永遠に縮まらないわ」と思うB型人間の作者であった。

A型人間は、「省エネ生活が苦手」と思う。

なぜなら、A型人間は、７０の力で済むことも、９０～１００の力でしようとするからである。

先に挙げた履歴書の例も、これに当たる。

ところが、B型人間の作者は、７０の力で済むことなら、まずは６０ぐらいの力で済ませようとする。足りないときは、５ずつ足していけば、そのうち目的を達成できるだろうという感覚である。

そんなもんだから、B型人間から見ると、A型人間の行動は「なんと無駄が多いことか」となってしまう。

A型人間から見ると、B型人間の行動は「なんといい加減なことか」となるに違いないけど