アップルウォッチの満足度が向上、次期OS「watchOS 2」に期待

アップルウォッチを使い始めて、約2ヶ月となりました。

Apple Watch アップルウォッチの感想、心拍計機能の活用アプリに期待で書いた内容に、少し変化が出てきたので、経過報告をしておきます。

結果として、総合100点満点で60点ぐらいだった判定が、70点ぐらいになりました。

 

(1)不具合と修理点検

まず、使い始めて1ヶ月ほどで、時々アプリが操作できなくなったり、強制終了されることがありました。

とりあえず、電源を入れなおして復活したのですが、不安もあったので早めに修理点検に出しました。

ついでに、イマイチな心拍測定機能についても点検してもらいました。

以前、iPhone修理をお願いして、アップルの対応の早さに驚きましたが、今回も早かった。

Apple サポートのお問い合わせから「修理サービスオプション」を選んで、製品のシリアル番号を入力。

不具合の再現方法等を入力して、修理を申し込み。

翌日には、クロネコヤマトが製品回収に来てくれて、翌々日に「製品の修理を開始」と「製品の診断テスト合格」の通知メールが届きました。

その次の日、つまりオンラインで修理申込みをしてから3日後には、点検済みのアップルウォッチが診断結果と共に帰ってきました。

電子政府サービスはもちろんのこと、民間サービスでも、これほど迅速な対応は経験したことがありません。

もちろん、保証期間内なので無料です。

 

さて、肝心の診断結果は「検査合格」で、性能、操作性、機能性において仕様通りに動作していると診断されました。

検査に伴い、ソフトウェア等をアップデートしてくれたそうで、その後は、不具合なく快適に動いています。

 

(2)ボタンの向きの変更

運動時に困っていた、アップルウォッチのツマミ(クラウン)とグローブとの相性問題ですが、

設定>一般>向き(クラウン) を左にすることで解決しました。

向きを変更すると、ベルトのつけ方が反対になるのですが、すぐに慣れました。

 

変更前  グローブでクラウンが勝手に押されてしまうことが・・・

 

変更後  クラウンがグローブに接触しないように

 

 (3)心拍測定機能の改善

心拍測定機能が不安定だった問題は、ベルトをきつめに装着することで解決しました。

現在は、通常はベルト4つ目または3つ目の穴で装着して、運動時には5つ目の穴で止めています。

5つ目の穴で止めると、かなり強く固定されますが、心拍測定は非常に安定します。

胸ベルト型の心拍計と比べると、少し高めに(+5ぐらい)測定されますが、以前のように急激に高くなったり、190以上の異常な数値が出たりすることはなくなりました。

なお、運動アプリの稼働中は、リアルタイムで心拍測定してくれます。

 

(4)外部アプリとの連携強化

普段使っているジョギングアプリ「Runtastic PRO」に、アップルウォッチの心拍計が使えない問題も、将来的には解消されそうです。

現在は、Apple純正アプリしかApple Watchの心拍計は利用できないといったアプリ開発上の制限がいくつかあるのですが、Apple Watchの次期OS「watchOS 2」では、Appleが提供するAPIにより、Apple Watchの「Digital Crown」や「Taptic Engine」、心拍センサーなど各種機能に直接アクセスするアプリケーションを開発できるようになるそうです。

「watchOS 2」のアップデートは今秋を予定しているようなので、楽しみに待ちたいと思います。