電子商取引に関する準則が改定されました:電子政府を使ってみよう

経済産業省から、電子商取引に関する準則の改定版が公開されています。この準則は、オンラインショッピングやオークションなど、電子商取引等に関する法的問題点について解説するものです。

改訂内容は、

・管轄合意条項の有効性(修正)
・仲裁合意条項の有効性(修正)
・インターネット・オークションと特定商取引法(全面改訂)
・ソフトウェアの使用許諾が及ぶ人的範囲(新規追加)
・インターネットサイト上の情報の利用(新規追加)
・他人のホームページにリンクを張る場合の法律上の問題点(新規追加)

となっています。

分量も多く、内容も難しいので、企業の法務担当者や法律実務家向けといった感じですが、ネット上でビジネスしている人は、一度はチェックしておきたい内容ですね。

これに関連して、インターネット・オークションにおける「販売業者」に係る特定商取引法の通達改正も公表されています。

趣味や副業でオークションサイトを利用している人も、出品数が多い場合は、法律上の義務が課されますので注意しましょう。

なお、電子商取引(EC)について勉強したい人は、下記のサイトがオススメです。

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