ガンジー

インド独立運動の指導者「マハトマ・ガンジー」の生涯を描いた作品『ガンジー』を観ました。改めて見ると、まさにパーフェクト 紛れもない傑作でございます。

ガンジー氏の存在自体が現代の奇跡と思うのだが、映画「ガンジー」が完成したことも奇跡みたいなものである。

ベン・キングズレーのインタビューを見て、その思いはさらに強くなった。

作品から学ぶことは多いけど、今後、作者がどのように電子政府に関わっていくべきなのかについても、たくさんのヒントをもらいました。

3時間を超える大作だけど、老若男女を問わず多くの人に観てもらいたい作品でございます

せっかくなので、電子政府を活用して、「インド」について簡単に学んでみましょう。

日印IT協力推進計画」等により、日本のIT業界にもインド人IT技術者が増えました。

しかし、日本に来るインド人IT技術者は、インドの極々一部でしかありません。

外務省が紹介するインドの情報によると、

●人口:10億2,874万人(2001年国勢調査)

さすがは世界第二位。人口増加率1.95%で、さらに増加中。日本の少子化とはエライ違いでございます。

●民族:インド・アーリヤ族、ドラビダ族、モンゴロイド族等

インドは広いので、住んでいる民族も多い。割合はわずかであるが、日本人と同じモンゴロイド族もいる。

●公用語:ヒンディー語、他に憲法で公認されている州の言語が21

てっきり英語が公用語と思ってました。。

●宗教:ヒンドゥー教徒80.5%、イスラム教徒13.4%(2001年国勢調査)

この他に、キリスト教徒2.3%、シク教徒1.9%、仏教徒0.8%、ジャイナ教徒0.4%となっている。

英国で学んだガンジー氏は、キリスト教を初めとした他宗教への理解も深い。

インド(ネパール)は仏教発祥の地として有名だけど、色々あって、今ではごく少数派なのね。

●識字率:64.8%(2001年国勢調査)

日本人が想像できないぐらいに貧富の差が激しいインドなので、もっと低いと思ってた。。

古来からカースト(身分制度:憲法では禁止)があるので、日本で言われる「格差社会」どころではないのだ。

平等を説く仏教がインドからほとんど消滅してしまったのも、カーストの影響が大きい。

ちなみに、カースト制の階級は、僧侶、王族・侍、商人(平民)、労働者(奴隷)、その他といった順番。昔の日本の「士農工商&エタ・ヒニン」に近いけど、僧侶が最上位となっているのが、古来からある身分制度らしい。

ガンジー氏が、現在のインド・パキスタン関係を見たら、きっと悲しむだろうなあ

“ガンジー” に1件のコメントがあります

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