平成17年度「国語に関する世論調査」の結果:電子政府を使ってみよう

文化庁から、平成17年度「国語に関する世論調査」の結果が発表されました。みなさん、使い分けはしているものの、敬語の使い方には苦戦しているようです。外国人に日本語を教えている作者ですが、やはり敬語は難しい

先日も、ビジネスで台湾から来日している男性が、「お疲れさまでした」と「ご苦労様でした」の違いを尋ねてきた。

とりあえず、上司や同僚には「お疲れさまでした」を、目下の人、郵便や宅配便の人には、「ご苦労さまでした」を使いましょう、と理解してもらった。

とは言いながら、作者も敬語を使うのは苦手である。

特に苦手なのが、「ございます」

「ございます」を使っている人を見ると、

「あー、大人だなー」と思い

「ございます」を使っている自分に気が付くと、

「あー、今日は大人しちゃったなー」と思うのだ。

しかし、この「ございます」がクセモノで、

語感から、ございます→どざえもん→ドラえもん

と連想してしまい、

くすぐったくなってしまう(のは作者だけか?)

さらに、「ございます」を「ござる」って言ったら、

もっと面白いのになー、と思ってしまうと、

目の前で「~ございます。」と真面目な話しをしている人が、

ハットリ君に見えてしまい、

心の中で「ニンニン」と相槌を打ってしまうのは、

ニンともカンともである

文法的に見ると、「ございます」は、

高い敬意を表す「ござる」「ござります」のくだけた形で、

「ある」の丁寧語となるらしい。

つまり、丁寧さとしては「あります」とたいして変わらないのだ。

受ける印象は、随分と、かしこまった感じだけどね

うーん、にほんごムツカシーねー

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