e-Govリニューアルの混乱から学ぶ、電子政府サービスの継続性

ツイッターに、日本の電子政府のポータルサイトである「e-Gov」が1週間も利用できない!と苦情が投稿されていたので、気になってたのですが、久しぶりに訪問してみたら、色々とすごいことになってました。

「電子政府」利用できず?1週間の保守作業、法令検索や申請、パブコメなどに影響

どうやら、リニューアルに伴う保守期間として1週間もサービスを停止し、いざリニューアルしたら、混乱した利用者からの問い合わせが増えて、大変なことになっているようです。過去のコンテンツも、見られなくなってしまいました。

知り合いの大学の先生からも、e-Govに掲載されていた資料を閲覧できないと連絡があり、なるほどリニューアルのやり方を間違えてしまったのねと思いました。民間のポータルサイトで考えればすぐにわかりますが、「リニューアルするので1週間サービスを停止します」というアナウンスは普通は行いません。

ではどうするかと言えば、既存のウェブサイトと並行して、まずはリニューアルサイトのベータ版を開始します。ベータ版を利用してくれた人から、改善の意見をもらった上で修正しながら、リニューアルサイトを仕上げていきます。その結果、移行しても問題ないと判断できた段階で、リニューアル版を正式版としてリリースします。リニューアルした後も、一定期間は移行前に画面等に戻す機能も付けておきます。

いったい誰の指示でこんなリニューアルをしてしまったのか、それを止める人は内部にいなかったのか、などを考えると、今回の問題の深さを感じざるを得ません。デジタル庁が発足した際には、サービスのリニューアルについても、利用者視点で考えて欲しいと思います。