基幹統計の点検の取りまとめ結果の公表

基幹統計の点検の取りまとめ結果(追加)についての公表 平成31年1月28日
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01shingi05_01000026.html

〇厚生労働省からの追加報告があった。
〇総務省は、毎月勤労統計における不適切事案を受け、各府省において点検を実施し、その結果を「基幹統計の点検及び今後の対応について」として取りまとめた。
〇毎月勤労統計のように、承認された計画や対外的な説明内容に照らして、実際の調査方法、復元推計の実施状況に問題のある事案はなかった。
〇その他の問題があったものについては、調査結果の訂正等、必要な対応が行われる。
〇さらなる信頼回復に向けて、統計委員会に新たな専門部会(仮称)を設置して、基幹統計に加えて一般統計についても、再発防止、統計の品質向上を目指した検証を行うよう要請した。

関連>>毎月勤労統計調査を巡る不適切な取扱いに係る事実関係とその評価等に関する報告書
https://www.mhlw.go.jp/content/10108000/000472506.pdf

様々な問題が浮き彫りになってきた感のある統計問題ですが、統計の取り扱いについては、機会があればエストニアの事例を紹介したいと思います。


文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会報告書の公表について
平成31年2月5日
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1413423.html
・リーチサイト等を通じた侵害コンテンツへの誘導行為への対応
・ダウンロード違法化の対象範囲の見直し
・アクセスコントロール等に関する保護の強化
・著作権等侵害訴訟における証拠収集手続の強化
・著作物等の利用許諾に係る権利の対抗制度の導入
・行政手続に係る権利制限規定の見直し など
関連>>海賊版「リーチサイト」に刑事罰 有識者会議で最終報告
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40451530V20C19A1MM0000/

 


AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第1回)平成31年1月30日
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/iict/02iicp01_04000168.html

AIの利用等を巡る産業等の構造、AI経済に関する現状など。


「サイバーセキュリティ戦略」に基づき、2019年度に実施すべき施策に関する意見の募集について
平成31年1月24日 内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)
https://www.nisc.go.jp/active/kihon/cyber-security2019.html
平成31年2月25日(月)17時まで

地方自治体における業務プロセス・システムの標準化及びAI・ロボティクスの活用に関する研究会(第6回)平成31年1月28日
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/process_ai_robo/02gyosei04_04000107.html
業務プロセス・システムの標準化、AI・ロボティクスの活用、税務課業務におけるAI・ロボティクスの活用状況の比較など。内容を議論する前に、決めておくことがありますよね。そうしないと、また同じことの繰り返しです。

ポイントカードの「足跡」捜査 企業判断で任意提供
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40789930R00C19A2SHA000/
捜査関係事項照会をし、拒否された場合に令状を取るというのが一般的な運用。「容疑者の立ち回り先の把握、足取りの裏付けなどのためにポイントカードの情報を入手するのは捜査の基本」と。透明性の向上が必要ですね。


トラストサービス検討ワーキンググループ(第1回)平成31年1月31日
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/platform_service/02cyber01_04000001_00016.html

主な検討事項として、人の正当性を確認できる仕組み、組織の正当性を確認できる仕組み、モノの正当性を確認できる仕組み、データの存在証明・非改ざん証明の仕組み、データの完全性と送受信の正当性の確認を組み合わせた仕組みなど。
エストニアの電子政府システムを支える、多数のシステムを結ぶ共通のシステム間連携基盤であるX-Roadにおいて、各システム間のデータ送受時に、eシールとタイムスタンプ等のトラストサービスを利用する事により信頼性と時刻の保証を提供していると。X-RoadもeIDASの進展を踏まえながらバージョンアップを繰り返して、現在の仕組みになりました。
関連>>X-Road User Guide
https://moodle.ria.ee/mod/page/view.php?id=420&lang=en
SK – Services – e-Seal
https://www.sk.ee/en/services/Digital-stamp
SK – Services – Services for member of X-Road
https://www.sk.ee/en/services/services-for-member-of-x-road

情報信託機能の認定スキームの在り方に関する検討会(第7回)平成31年1月29日
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/information_trust_function/02tsushin01_04000563.html
データ流通・活用に関する政府の検討状況、AI・データ活用に向けた取組、PDS内蔵情報銀行paspit、経済的視点からみた情報信託機能の論点など。

「電子契約元年プロジェクト」発起人が語る、電子契約の現在地 – JIPDEC 大泰司 章氏
https://business.bengo4.com/articles/487
なりすましを簡単に見破ることができれば、情報セキュリティ全体にかけるコストを社会全体で減らすことが可能となり、結果的に自社のためにもなると。電子契約元年になると良いですね。
関連>>電子書類データに公的認証、改ざん防ぎ信用担保
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40618220Z20C19A1MM8000/

IoT時代の「トラスト」は何か?
https://www.jnsa.org/seminar/nsf/2019/pro.html
パネルディスカッションの資料が公開されています。


引っ越しや結婚…区役所申請、スマホでスイスイ 神戸市
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190129-00000002-kobenext-l28
公式ホームページにアクセスし、転入や結婚など申請の理由を選択して、申請書代わりのQRコードを作成。区役所の窓口でコードを読み込み、印鑑を押すだけで申請できる。窓口にタブレット端末を導入し、職員の手ほどきを受けながら入力、申請することもできると。


小4女児死亡、個人情報の“法令遵守” が市教委の対応の誤りを招いた
http://agora-web.jp/archives/2037044.html

「いじめ」のアンケートでの父親から虐待を受けていた女児の「先生どうにかなりませんか」という“叫び”を、「個人情報」の問題と考えてしまったところに、市教委の対応の根本的な誤りがあったと。今回の事件は、周囲の大人たちも加害者ということでしょうか。日本で「人の命に優先する個人情報保護問題」がたびたび起きるのは、「(子供の)人権」への理解不足、法制度整備の遅れがあるように思います。自治体ではなく政府の責任と管理で「児童虐待に関する全国版データベース」を作成し、関係者でリアルタイムの情報を共有するのが良いと思います。


私的利用で全町民6300人分の個人情報持ち出し 佐賀・玄海町課長を逮捕 内部資料約35万件も発見
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190131-03332140-saga-l41

持ち出されたのは住民基本台帳をもとに作られたデータで、町民の住所、氏名、生年月日、性別などが記されていると。大量のデータが持ち出せることも問題ですが、別の不正アクセス事件が無ければ、問題が発覚しなかったであろうということが恐ろしいです。。自治体におけるデータガバナンスやアクセスコントロールの実態を踏まえると、こうして事件化するのは氷山の一角なのでしょうね。

空き家対策に関する実態調査<結果に基づく通知> 平成31年1月22日
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/hyouka_190122.html
自治体における取組を調査。空き家の所有者等の特定、管理不全の空き家に対する措置、空き家の利活用、事例集など。全般に人手が足りないと。

「水道広域化推進プラン」の策定 平成31年1月25日
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01zaisei06_02000203.html
水道事業者である市町村等においては、市町村の区域を超えて連携して又は一体的に水道事業に取り組む広域化の推進が求められると。義務化や強制が無いと進まないと思うのですが。。

「モバイルサービス等の適正化に向けた緊急提言」及び意見募集の結果の公表
平成31年1月17日
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban03_02000529.html
通信料金と端末代金の完全分離、行き過ぎた期間拘束の禁止、合理性を欠く料金プランの廃止、販売代理店の業務の適正性の確保など。SIMフリーのiPhoneと格安SIMカードの組合せにしてから、毎月の負担も3端末で5000円以下となり、我が家のモバイル環境はかなり改善しました。

ICT地域コミュニティ創造部会(第2回)平成31年1月18日
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_utilization/02ryutsu02_04000316.html
デジタル活用支援員の活動のあり方、デジタル活用支援員へのサポート、商店街連携モデル(MIHARAプログラミング教育推進協議会)、地域ICTクラブに関するガイドライン案など。最近のスマホは大画面の機種も多いので、私の周囲の高齢者も普通に使っている人が増えました。特に女性が多いのは、コミュニケーションツールとして便利だからでしょうね。他方、パソコンに詳しい高齢者男性は、スマホを使わない人がけっこういます。
関連>>ICTアクセシビリティ確保部会(第3回)平成31年1月16日
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_utilization/02ryutsu02_04000318.html
デジタル活用共生社会実現会議(第2回)平成31年1月25日
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_utilization/02ryutsu02_04000319.html
ICT地域コミュニティ創造部会報告、ICTアクセシビリティ確保部会報告など。

IoT機器調査及び利用者への注意喚起の取組「NOTICE」の実施
総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) 平成31年2月1日
平成31年2月20日(水)から実施
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01cyber01_02000001_00011.html
「電気通信事業法及び国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律」に基づき、NICTは、インターネット上のIoT機器に、容易に推測されるパスワードを入力することなどにより、サイバー攻撃に悪用されるおそれのある機器を調査し、当該機器の情報をインターネットプロバイダへ通知。インターネットプロバイダは、当該機器の利用者を特定し、注意喚起を実施する。IoT機器に設定されているパスワードが容易に推測されるもの(「password」や「123456」など)かどうかを確認するものであり、機器の内部に侵入したり、通信の秘密を侵害することはないと。
関連>>電気通信事業法の一部改正案について
http://www.soumu.go.jp/main_content/000536856.pdf

公衆無線LANのセキュリティ対策に係るオンライン講座の開講 平成31年2月1日
受講開始日:2019年02月27日
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01cyber01_02000001_00013.html
脅威やリスクの事例を通じて、公衆無線LANを使う際に自己防衛するための知識を学べると。ドコモgaccoが運営する大規模公開オンライン講座プラットフォーム「gacco」にて配信。
https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+pt023+2019_02/about

「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019」グランプリが決定しました!
http://www.meti.go.jp/press/2018/01/20190131002/20190131002.html
調剤薬局の薬剤師向け服薬指導支援ツール「Musubi」、医師同士のオンライン医療相談サービス「AntaaQA」など。大企業、スタートアップ等のネットワーク構築を通じたヘルスケア産業におけるイノベーションの創出・活性化を目的として、ワンストップ相談窓口「Healthcare Innovation Hub」(「イノハブ」)を2019年4月に立ち上げることも発表。

Apple Watch Series 4の心電図機能、米国版で試してみた
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00096/00011/
Apple Watchで心電図機能を使いたければ、Series 4のGPSモデルを米国で購入するだけでよいと。記事には、実際に使用している動画もありますが、これなら簡単に使えそうですね。

オハイオ州でがん治療センターのAI活用とデジタル化を見る
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/column/15/100200150/011800007/
AI研究の次のステップとしては、アプリケーションに「DICOMファイル」を読み込ませたら自動的に結果が出てくるように製品化することだと。

体を機械に置き換える「カンブリア爆発」で、人間は一段と進化する
https://diamond.jp/articles/-/189587
無機物化すれば、体の制約を超えられるはず。今の人間の形態がゴールだとは決して思えないと。身体性を超えるところに、認知科学や人工知能の新たなステージがありそうですよね。

「僕はうんこという悪魔の実を食べた」難病のフリーターが医師、日本うんこ学会会長になるまで
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190130-00010000-bfj-ent&p=1
目標にするのは「誰かに強制されるのではなく、自分からおもしろがって参加できるような余白のある」コンテンツと。健康意識の低い人の行動をいかに変えるかは、現代医療の大きな課題ですが、「面白い」や「楽しい」は、大きなヒントですよね。

新井浩文容疑者逮捕で注目:朝鮮籍と韓国籍の違いとは?
http://agora-web.jp/archives/2037019.html
「青い春」や「隣人13号」など、癖の強い役を演じることも多い新井氏ですが、韓国籍だったことはよく知られた話です。朝鮮籍は戦後すべての在日に与えられた枠で国籍ではない。南北分断独立後、韓国籍(国籍)ができたと。同じく誤解の多い「徴用(時期、人数、帰国状況等)」の解説もあれば、在日問題のより正しい理解が深まりますね。本来であれば、こうした残念な事件をきっかけとせずに、学校等の教育で正しい知識を学ぶ機会を持つのが良いのですが。。