Manaboo's Essay -- as the whim takes me -- マナブーきまぐれ独り言

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猫パンチ

2004/7/19

いやー、暑いわ。

汗をかくのは好きな方であるが、

こう暑いと、洗濯物が増えるので困りまする。

先日、「K1ワールドGPinソウル」を見たのだが、

朝青龍の兄ことスミヤバザルの試合は、ひどかった。。

過去の試合結果からして、怪しい雰囲気であったが、

あれでは、弟の知名度を借りて、外貨を稼ぎにきているとしか思えないぞ。

たしかに、最近の格闘技バブルとも言える状況を考えると、

稼げるうちに稼いでおくのが良いのかもしれないが。。

それに比べて、タイのガオグライ選手の強いこと強いこと。

なにせ、あの体重でヘビー級のトーナメントを制してしまうのだから、

まさに、ムエタイ恐るべしである。

ヘビー級のムエタイ選手は、チャンプア選手以来だと思うので、

ぜひともGP本戦に波乱を巻き起こして欲しいものである。


さて、本題。

最近、近所に猫が一匹住みついている。

人を恐れる気配は全くないようで、

それどころかニャーニャーと寄って来る。

そんな人懐こさもあって、

それほど近所の人に邪険にされる風でもないが、

なにせマンションなので、

野良猫から飼い猫へと出世することは難しいのである。


そんなノラ君(仮名)であるが、

さすがは猫だなと感心したことがあった。

それは、つい先週のこと。

マナブーが夜の12時ぐらいに帰宅し、階段を登っていると

ご近所の青年が、階段に座り込んで、ノラ君と戯れているではないか。

「あ、こんばんは」と挨拶しながら、互いにノラ君を見て微笑む。

そう、動物には場を和ませるという能力があるのだ。(5感心)


ノラ君と戯れる青年の癒しの一時を邪魔しては悪いと思い、

早々にその場を立ち去ろうと、脇をすり抜けて階段を登っていくと

なんと、ノラ君も一緒に登ってくるではないか。

しかも、猫らしく足の間をスリスリしながら、

器用に階段を登ってくるのであるである。(10感心)

これが、ピチピチ女子大生かなんかで、

腰をくねらせながら、すりすり寄ってくるのであれば、

「もー、ダメじゃないかー。この子猫ちゃん!」

とオデコをコツンとしてみるところであるが、

本物の猫なので、そういう訳にもいかない。

「うーむ、食べ物は持っていないのだが。。」

イヌ年生まれのせいもあってか、

オス犬には絶大な人気を誇るマナブーであるが、

(人間の女性と同じく、メス犬には人気がない)

猫に好かれる理由は、持ち合わせていないはずである。


そんなことを思っているうちに、

ノラ君と一緒に、我が家の階までたどり着いてしまった。

むー、今までの展開からすると、ドアを開けた瞬間に

ノラ君が、家の中に入っていくのは間違いない。

ここは、一瞬の勝負である。

「ノラ君を足でブロックしつつ、ドアを開けて、素早く体を滑り込ませる。」

と、頭の中で完璧なシミュレーションを済ませ、いざ決行。

ハッ(とドアを開けて)、スル〜(と滑り込む)。

まさに勝負は一瞬であった。

もちろん、ノラ君の勝利。。。

むむー、さすがは猫である。(20感心)

考えてみれば、マナブーが家の中に入るためには、

ドアをその分開けることになり、

ノラ君にしてみれば、そんな大きな隙間に滑り込むことなど

お茶の子ニャーニャー、朝飯ニャーなのである。

そう、勝負は初めから決まっていたのだ。。


「こらこら。どこへ行くのだ。」

とノラ君の後を追うが、

好奇心旺盛に家中を散策する彼を捕まえることは、

まさに至難の業。

むー、このまま猫に弄ばれていては、人間としてのプライドが。。

このままでは、オス犬にも相手にされなくなってしまうぞ。。

そんな危機感を抱き、「ノラ君追い出し作戦」を考えたのであった。

人間様をなめるな! ノラ君追い出し作戦

  1. 冷蔵庫から、スモークチキンを一切れ取り出す。
  2. スモークチキンをノラ君の前に、ほれほれーとちらつかせる。
  3. 食い地の張ったノラ君は、ニャーニャーと猫なで声でおねだりする。
  4. そんな甘えたノラ君を、スモークチキンをちらつかせながら、ドアの外まで誘き出す。
  5. アホなノラ君は、スモークチキンにつられて、外に出る。
  6. ノラ君が外に出たのを見計らって、ポーイッとスモークチキンを遠くへ投げる。
  7. ニャーニャーニャーとスモークチキンを追いかけ、獣らしく貪り食うノラ君を見ながら、ゆっくりとドアを閉める。
  8. 人間様の勝利。

おおっー、これぞ人間様しか思いつかない完璧な作戦である。

わっはっはっは、思い知ったかー、ケモノめ。


早速、作戦決行ということで、

まずは、冷蔵庫からスモークチキンを一切れ取り出す。

すると、早くもノラ君が反応。

瞳をキラキラさせて、足下に寄って来るではないか。

「フフフ、所詮は猫であるな。」

続いて、そのスモークチキンをノラ君の前に、

ほれほれー、とちらつかせたその瞬間・・・


ビヨーンとジャンプしたかと思うと、

スモークチキンを持っている私の右手めがけて

「ニャッ」と猫パンチ一閃。

スモークチキンは、無情にも私の手から離れて床へポトリ。

「あ、」と思う間もなく、

予想してた通り、スモークチキンを獣らしく貪り食うノラ君。

あまりのショックに固まるマナブー。。(完敗)


むむむー、敵ながらアッパレ。(100感心)

猫の身体能力を甘く見ていたのが、敗因であった。。

まだまだ修行が足りぬわい。。

そして、食べ終わって満足気なノラ君は、すっかり大人しくなり

抵抗することもなくマナブーに抱きかかえられ、

ドアの外へと旅立って行ったのであった。

めでたし、めでたし。


今回は、熱い男たちの戦いがテーマであったが、

次回は、夏を涼しくするデザートの話としよう。

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