Manaboo's Essay -- as the whim takes me -- マナブーきまぐれ独り言

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マナブーの学び

2004/3/25

まずは、お礼から。

行政書士を辞めるにあたって、

多くの方から励ましのお電話やメールを頂きました。

この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。


「誰かにいじめられたの?」「何か嫌なことがあったの?」

と心配してくださる方もいらっしゃいますが、

そういった事は一切ありませんので、どうぞご安心くださいませ。

もともと、周囲の人から何かを言われても、

ほとんど気にしない性格ですし、むしろ「変わってるわねえ」と

言われることを嬉しく思うマナブーでございます。


また、できる限り争いごとは避けるようにしますが、

どうしても巻き込まれる場合は、それを利用して

物事が進む方向を操作するようにもします。

好きでもない争いごとに関わるのですから、

その結果何も残らないと、あまりにも虚しいですし。


「破壊と創造」なる言葉もありますが、

ある程度の混乱を投げかけることで、

次のステップに進みやすくなるということは、よくあるものです。

時には、反感を買うことや、同情を得ることを

物事を進めるプロセスの中に、意識的に組み込む場合が

あると言うことです。

もちろん、全てが計算通りに進むわけもなく、

常に微調整が必要になりますけど。

こんな風に書くと、ちょっとズルイと思われるかもしれませんね。


通常の組織(企業・団体)や社会的な集まり(ボランティア等)は、

一見すると共通の目的や価値観を共有してそうですが、

実際はそんなことはなく、様々な価値観・思惑・文化などが

入り乱れている状態にあります。

そんな中では、打たれ強い精神力が必要であり、

ある程度のズルさも必要になります。

このズルさは、決して悪知恵といったものではなくて、

コミュニケーション能力、交渉力、マネジメント力といった

技術・技能として確立されているものです。


私が、日行連等の組織に参加する場合も、

分析的な思考や問題解決を基本としながら、

常に不条理や不合理が存在することを前提として、

その時々の状況の中で、有効と思える手法やツールを

模索しながら使用してきました。

MBAの考え方、プロジェクトマネジメントなど

世界中の優秀な人たちが、体系化してくれた手法であったり、

各分野における成功者の経験から生まれた言葉であったり、

その手法やツールも様々です。


そんな風に考えると、一見つまらなくて意味のなさそうな

会議に出席することも、多くのことを学習し経験し実践する機会で

あることに気付きます。

だからこそ、電子政府・電子申請を通じて、

積極的に社会に関わっていくことの必要性を感じているのです。

自身の学習と成長が伴わなければ、社会的な貢献を果たすことはできませんし、

社会的な貢献を考えることなしに、自身の成長もあり得ないと考えています。


ともあれ、行政書士を辞めることは、

いたって前向きな考えからくるものでありまして、

マナブー自身も、それはもう元気モリモリ森三中で、

ここ10年で一番気力がみなぎっているのであります。

やっぱ、人生何か燃えるものがないとね。


えー、いつになく真面目な話でしたが、

次回は、もっとお気楽な話題にしましょ。

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